こんにちは!三和ペイント沖縄のマーケティング担当のマエザトです!
普段何気なく生活する上で外壁塗装業界というのはどうしても馴染みが少なく、どういう工程があってどこに重要なポイントがあるのかなど一般の皆様はなかなかご存じないかと思います。
今回はそんな外壁塗装について、数ある工程の中から「塗り」の部分にフォーカスしてご紹介していきたいと思います。
<今回の記事を書いた人>
マエザト:マーケティング課。
大体の記事を書いてる人。
ホームページや広告関連を主に担当。
- INDEX
- 外壁塗装の塗りの工程を知ろう
- 外壁塗装とメイクは似ている!?
- 下塗りと塗り回数の重要性とは
- 工程を省くような値引きにはご注意
- おわりに
外壁塗装の塗りの工程を知ろう
それでは早速外壁塗装の塗りの工程をご紹介していきます。
また、実際の工程を詳細に記載してしまうと、多岐に渡りすぎてるため今回の記事では一部フォーカスしております。
まずは下の図をご覧ください。
こちらの図に書いている通りですが、一般的な外壁塗装の塗り工程というのは大きく言うとこういう流れとなっております。
もう少し各工程の詳細について説明しますと、
➀高圧洗浄
塗装の前に外壁の汚れや油分などを除去する目的で行います。
外壁の基材によっては防水性が全くない場合はエアブローによって対応します。
POINT:洗浄不足があると、この後の塗料の密着が悪くなり早期の塗膜の剥がれにつながりやすくなります。
②下塗り作業
既に塗られた旧塗膜の上から塗装をする前に、上塗りの塗料に適した状態にします。
POINT:下地を作る工程のため、ここでの作業の質(塗りムラ等)がのちの工程の質を決める為、下地塗りにはこだわる必要があります。
③中塗り作業
上塗りと併せて本塗装の塗料を塗っていく作業になります。
POINT:塗りムラ及び下塗りの下地が見えないように塗り漏らしなども無いようにしていきます。
④上塗り作業
中塗りと同じ本塗装の塗料をもう一度塗り直していく作業になります。
二度塗りを行う事で塗りムラの防止、塗料の密着性などを向上させることで塗膜の剥がれなどが起きづらいようにしていきます。
POINT:上塗りを行いながら中塗りでの塗り漏れなどが無かったかも確認しつつ行う事ができます。
⑤以上で塗装完了です。
外壁塗装とメイクは似ている!?
という事で、ざっくりした感じではありますが塗装工程の塗り作業の部分について簡単にご紹介いたしました。
もう少しイメージしやすくするために、私がこの外壁塗装の作業についてお話する時にはよくメイクに例えてお話させていただく事が多いので少し置き換えてみましょう。
※メイクアップも実際は工程が多岐にわたりますがこれも比較の為省略して説明します
上記のように、お家とお肌ではもちろん色々と違う点はございますが、どちらも”塗る”という行為・目的で類似している点が多くあります。
➀洗顔&スキンケア
肌の皮脂や汚れを除去し十分な水分量を与えます。
②化粧下地
下地の種類にもよるが、トーンアップや毛穴のカバー、このあとのファンデーションの密着性を高める効果があります。
③ファンデーション
目的のお肌のカラーコントロールや肌質を表現していきます。
④パウダーやフィックスミストで仕上げ
仕上げにパウダーやミストを使うことでメイクを密着させたり、仕上がりを整えたりしていきます。
⑤メイクアップ完成です。
細かく言うと眉やリップやコンシーラーその他色々ありますが、比較の為分かりやすく抜粋していますが、非常に外壁塗装の工程とその目的が類似しています。
ちなみに、外壁塗装の下地に「プライマー」と呼ばれるものがありますが、化粧下地も同じく「プライマー」と呼んだりしたりもしますね。
このようにDIYや塗料・塗装などにあまり触れることが少ない、特に女性の方にも例えとして毎日のメイクでお話させていただくと工程の目的やイメージが得やすくなっていただけることが多いです。
下塗りと塗り回数の重要性~値引きの際の注意点
さて、外壁塗装の塗り工程をお話させていただきましたが、営業マンがお客様とお話させていただく中で良くある話としてはやはり「金額」についてのお話は避けては通れないポイントになってきます。
弊社ならびに各企業様も、キャンペーンや協力会社とのタイアップなどによって、お客様に金額についてはご提案させていただく事はございます。
但し、やってはいけない・推奨できないお値引きというのも中にはございます。
そして、これまで塗りの工程について説明してきましたが、やってはいけないお値引きというのはこの「塗りの工程」を省略するような物のことです。
塗装工事にかかる金額というのはわかりやすくいうと・・・
➀「人件費」
②「材料・塗料費」
この二つの要素が大きく占めるところとなります。
※実際はその他足場代など諸費用ございます
ですので、塗りの工程を省略するとシンプルに「必要な塗料数」「工数削減による人件費」を抑えることが出来るので値引き額のインパクトを大きくすることが可能です。
塗りの工程を省略する方法としてよく聞かれるやり方としては、
➀下塗りをせず本塗料による二度塗りのみを行う
②下塗りを行い、そのあとの本塗りを1度塗りで行う
ということがあります。
上記によるメリットとしては先ほど申した通り、材料費・人件費を抑制することによるコストカットに繋がります。
そして、反対にデメリットとしては下記が挙げられます。
➀下塗りをせず本塗料による二度塗りのみを行う
下塗りにて基材の凹凸などを均一化しないままの塗装、基材と本塗料のクッションが無い状態の塗装のため、塗りムラが発生しやすく塗装完了後の剥がれや劣化の早期化につながります。
②下塗りを行い、そのあとの本塗りを1度塗りで行う
下塗りにて下地部分がしっかりしている状態だが、一度塗りのみでは塗りムラが発生しやすかったり、充分な塗膜の厚みが実現できず塗膜強度が低下し、結果としてこちらも塗装完了後の剥がれや劣化の早期化につながります。
上記が大きなデメリットとなっており、やはり塗装品質の担保という点を考えると塗りの工程を省略化するような対応は推奨できかねます。
ちなみに最近では下塗りをしなくても良いような塗料というのも開発はされていますが、これも基材の状態によっては下塗りが必要な場合がございます。
一時的に数十万円の価格抑制が出来たとしても、本来10年は強度があるようなものが5年で塗装に問題が発生してしまうなどあると、結局お住まいへのダメージにも家計にも最終的には大きなリスクとなってしまいます。
おわりに
弊社としては基本的には下塗りや二度塗り(三度塗り~の場合もあり)など塗装品質にこだわられる方が最終的なコストメリット含め長期的なお住まいの実現につながると考えております。
例えとして話したメイクの場合ですと、「急いでたから下地は省いちゃった」等という事はよくあります。
そして実際普段よりも早い時間には崩れやすくなったり、しっかり時間をかけたメイクとは出来栄えも変わるかと思います。
とはいえ、メイクは一日一日の事なのでそこまで大きなことではないですが、外壁塗装だけに限らずお住まいに関しては5年・10年単位での事が多くそれぞれかかる費用もけっしてお安いものではございません。
特に外壁塗装というのはお住まいの色合いだけでなく、お住まいの強度・耐久性に関わるため、長期的なお住まいの実現に必要不可欠なものとなっています。
であるからこそ外壁塗装についてお考えの際には、一定以上の品質の担保を行うということは皆様には意識していただけたらと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
私たちの顧客満足度
三和ペイント沖縄では、三和ペイントグループとしてお客様への塗装・防水のワンストップサービスにて事業を運営しております。このワンストップサービスの中でお客様に高い価値をご提供するために必要不可欠となるのがお客様の生の声です。当社では施工されたお客様へアンケートをお願いすることで、率直なご意見を受け止め、全社員で共有し業務改善に取り組み、全てのお客様の満足度の向上を追求してまいります。
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