こんにちは!三和ペイント沖縄のマーケティング担当のマエザトです!
今回は外壁塗装における”塗料”についてご紹介していきます。
以前の記事で外壁塗装はメイクと似ているという話をしましたが、塗料は実際にお顔に塗る化粧品に当たる部分ですね。
以前の記事はコチラ
良くある話として、男性は女性が化粧品を選んでいてもどれも同じじゃない?と思われることも多いですが、女性の皆様からするとそれぞれ全く違うものとなりますよね。
塗料も同じで色の違いは調色によるものとして、機能性という部分でそれぞれの種類でまた違った特徴があります。
また、今回は専門的な用語も増えてきますが、塗装の品質を大きく決定づける”塗料”について紹介していきますので、ぜひご覧ください。
<今回の記事を書いた人>
マエザト:マーケティング課。
大体の記事を書いてる人。
ホームページや広告関連を主に担当。
- INDEX
- 一口に塗料といっても実はたくさんの要素が・・・
- 塗料の主成分である合成樹脂の種類について
- アクリル樹脂塗料
- ウレタン樹脂塗料
- シリコン樹脂塗料
- フッ素樹脂塗料
- 無機塗料
- 三和ペイントの扱う塗料の強みとは
- おわりに
一口に塗料といっても実はたくさんの要素が・・・
さっそく塗料についてご紹介していきたいのですが、みなさまはそもそも”塗料”と聞いて何を思いつきますか?
特にDIYなどのご経験がある方なら「ペンキ」を思い浮かべやすいのではないでしょうか。
ペンキも塗装を行う材料ではありますが、外壁塗装を行う我々が言う”塗料”とは全くの別物になります。
細かい話をするとそれだけで長くなりますが、これについては材料・耐久性が全く違う物と思っていただけたらいいかと思います。
さて、一口に塗料といってもいろんな成分・要素で構成されており、まず大きく分けると、
➀「塗膜になる成分」・・・素地の表面に接着して残る塗料の膜
②「塗膜にならない成分」・・・塗装後蒸発してなくなる成分
上記2つに分類され、その中から主たる塗料となる「合成樹脂」や「添加剤」などその他成分によって構成されていきます。
上記のイメージ図がざっくりではありますが、外壁塗装における塗料の構成になります。
塗料の主たる機能として品質・性質を決定づける部分が、「合成樹脂」と「添加剤」になってきます。
また、この二つを総称して「ビヒクル」と呼んだりもします。
これだけではまだ少し馴染みがない言葉も多いと思いますので、塗料構成についてもう少しわかりやすくするために、ファンタジーやロールプレイングゲームで例えてみましょう。
※完全に私の趣味が出ています
- 塗料=剣
- 合成樹脂=剣の素材(木、鉄、ミスリル、竜の鱗など)
- 添加剤=バフ(攻撃力増、雷属性追加、二回攻撃など)
- 顔料=色やデザイン
- 溶媒=素材合成の為にそれらを溶かす炉
・・・余計わかりにくくなったかもですね笑
とはいえ、機能として重要なのは素材そのものである“合成樹脂”がまず第一、そして選んだ樹脂の特性や環境や気候などに合わせて使用する”添加剤”を選択していくのが次、というようなイメージです。
※溶媒は使用する素材によって決まっているので品質がというものではない。
塗料の主成分である合成樹脂の種類について
ひとまず、外壁塗装における塗料の構成についてはご紹介いたしました。
ここからは実際に主成分となる合成樹脂の種類について具体的にお話していきます。
また、比較して分かりやすくするために、各素材のコスト感と耐用年数も記載していきます。
<合成樹脂の紹介>
➀アクリル樹脂塗料 コスト☆ 耐用年数5~8年
水性塗料の一種であり、販売されている塗料の中でもコストが低い。
その分耐久性に乏しく最長8年程度の年数となっている。
店舗などこまめに色を塗り替える場合や、どうしても費用を抑えたい場合にはおススメ。
②ウレタン樹脂塗料 コスト☆☆ 耐用年数8~10年
密着性が優れており、細部の塗装などでよく使用されている。
耐久性は約10年程度となっており、アクリル樹脂よりは耐久性は高いが後述のシリコン樹脂塗料には劣る。
③シリコン樹脂塗料 コスト☆☆☆ 耐用年数10~12年
現在日本国内における塗料の主流になっている。
コストも高すぎずという点と、機能性に優れており様々なメーカーから多くのラインナップが発売されている。
耐久性は約12年程度だが、各塗料に含まれているシリコンの含有量によって性能差があるため、注意が必要。
④フッ素樹脂塗料 コスト☆☆☆☆ 耐用年数10~20年
上記3つの塗料に比べて高耐久性・防汚性に優れているが、その分費用が大きくなる。
耐用年数は約20年と長期にわたる為、単純な施工時の費用だけでなく経年数も含めてコストメリットについては考えるとよい。
また、沖縄という立地を考えると塩害耐性があるため親和性が高い塗料の一つ。
⑤無機塗料 コスト☆☆☆☆☆ 耐用年数15~20年以上
無機塗料とはその名の通り有機物をほとんど含まず、無機物の材料を元に作られた塗料を指す。
主に使用されるのはケイ素やガラス素材などが用いられる。
フッ素樹脂以上の耐久性を保持しており、20年以上の耐用年数となっている。
その分費用としては高くなり、こちらもフッ素樹脂同様に塩害耐性が強い塗料の一つ。
というような形で、上記の5つの塗料素材が基本的には主な物となっております。
これらは分かりやすくいうと、耐久性が高い物はそれなりに素材にかかる費用が高いという形です。
但し、説明の中でも記載してますが、長期的で考えた際に掛かるコストを耐用年数で分散してみるとコストメリットがどうなるか、というのも含めて判断するのが良いかと思います。
加えて塩害についても触れましたが、一般的な耐用年数だけでみるのではなく、沖縄という高温多湿、塩害、台風発生の多いという環境を考えると若干厳しめに考えておく方が、塗料の選定からその後のメンテナンス時期や点検頻度含めてベターかと思います。
三和ペイントの扱う塗料の強みとは
各塗料素材についてご紹介しましたが、その中で実際に弊社三和ペイント沖縄が取り扱っている塗料にはどういう強みがあるのか、こちらもご紹介したいと思います。
<三和ペイントの塗料の強み>
- 国内トップメーカーである関西ペイント様とのタイアップによるOEM塗料の開発(グランコートシリーズ)
- 高品質且つ高耐久性を担保した塗料開発の実現
- 塗料グレードも超高耐久性から汎用性の高い物まで品質・コスト帯に合わせて対応
ということで、結論を申しますと、信頼性の高いメーカー様と共同開発した外壁塗装専用の塗料をご提供している、というのが弊社の強みとなっております。
それに加えて施工技術の担保やアフターフォロー体制の充実なども含めですが、塗料という所に絞って言えば圧倒的な塗料品質に自信を持っているところです。
<弊社のOEM塗料についての紹介ページ>
https://sanwapaint-okinawa.com/painting/paint
<OEM塗料グランコートシリーズについてのタイアップ対談>
おわりに
改めてですが”塗料”は塗装の品質を決定づける大きな役割を持っています。
だからこそ、弊社はそこにこだわり抜くために国内トップメーカーである関西ペイント様との共同開発に至り、製品リリースを行ってまいりました。
もちろん各メーカー様、各企業様も素晴らしい自社開発塗料やOEM塗料がございます。
弊社含め各企業様それぞれお客様の為にと素晴らしい製品を開発し、絶対の自信を以てご提案しております。
その中で弊社にしかない弊社ならではの強みと自信と信頼性を以てしっかりとお客様には最高の外壁塗装の実現のお手伝いをしてまいります。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
私たちの顧客満足度
三和ペイント沖縄では、三和ペイントグループとしてお客様への塗装・防水のワンストップサービスにて事業を運営しております。このワンストップサービスの中でお客様に高い価値をご提供するために必要不可欠となるのがお客様の生の声です。当社では施工されたお客様へアンケートをお願いすることで、率直なご意見を受け止め、全社員で共有し業務改善に取り組み、全てのお客様の満足度の向上を追求してまいります。
三和ペイント沖縄の約束
- 徹底した3S(整理・整頓・清掃)活動。原状復帰をお約束します
- 顧客様の立場になり、ご近隣への気配り・心配りを徹底します
- 営業・施工とも約束事は言行一致、尊守します
- 当たり前を特別熱心に。満足を超える感動を目指します
- ご契約、施工はスタートです。アフターサポートを徹底します